20才位から、上下前歯が1本ずつ出てきている事に気づいて、それが年々ひどくなっているようでした。
歯を磨いても、その歯だけが磨きづらくて、虫歯になるのではないかと不安でした。
でも矯正装置をつける事にはかなり抵抗がありました。
病院で歯の裏側に矯正装置をつける事ができると聞いて、目立たない様にできるなら…と矯正治療を始める決意ができました。
矯正治療の最初の数日間は辛かったです。
歯列を外側に広げる装置が内側についたので、話す時に舌が当たって発音がしにくいし、物を食べる時も歯の根元が痛くて、固形物が食べられず、ずっとお粥や麺類を食べて過ごしていました。
でも慣れてくると、歯を磨く時に面倒な事以外は、装置が目立たないので周りにも気づかれないし、思ったよりも辛くなかったです。
装置をつけた生活にすっかり慣れてしまっていたので、装置が外れた時は何だか不思議な感じでした。
でも歯磨きが断然楽になったのでとてもうれしかったです。
現在は食事の時と歯磨きの時以外はリテーナーを装着した生活です。
取り外しが自由にできるし、装置の洗浄も簡単なのでとても楽です。